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【レビュー】アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

年末に『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を4DXで観てまいりましたので、その感想を書きたいと思います。

一作目が上映された13年前といえば、自分は専門学校で3DCGを勉強していた頃で学生同士で感想を語り合った思い出があります。あの頃は本当に楽しかったです…。
自分的には凄いとは思いましたが正直それほど感動はしませんでした。CGがリアル過ぎて途中から感覚が麻痺ってしまったことと、ストーリーはケビン・コスナー主演の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』そっくりで先が読めたことが理由です。まぁ、映像に関しては凄いと思わなくなるくらい自然なのが凄かったってことなんでしょうけど…。
映像やストーリー以外にも、独自の世界観、文化、生態系、メカの作り込みや設定にも並々ならぬコダワリが感じられたので世界的に評価されたのだと思います。

で、二作目ですが、前作の主人公カップルに子供が産まれておりそのファミリーの話です。独身の自分にとっては前作の恋愛話がロマンチックでしたが、今作はあまり期待しておらず下調べもせず映像鑑賞が目的でした。

※以下ネタバレ注意

ストーリーですが、冒頭で前作ラストで殺された人間側の隊長がアバター化して復活し、主人公に復讐するという今作の目的が明確になります。非常に分かりやすいです。
そして、途中次作への伏線を挟みながら、特に衝撃展開も無くだいたい思った通りの展開で話は進みエンディングを迎えました。
子供達はやはりトラブルメイカーで、いらんことばかりしては大問題に発展するのが見ててイライラしました。
あと、元人間の隊長が部隊に大被害を出してまで主人公への復讐に燃えているのにも違和感がありました。

映像的にはおそらくほとんどがCGのオブジェクトで実在しないものばかりですが超絶美しく、4DX(レイトショー)で3,000円ほど払ってでも鑑賞する価値はありました。海が舞台なので、前席から噴き出す水しぶきで3D眼鏡が曇るのを拭きながら観ました。
監督のジェームズ・キャメロンは映画館での鑑賞を薦めていますが、3D眼鏡を通して観る映像は少し暗くなるので、家で大型液晶モニターで観たほうが画面の輝度的に美しいだろうなと思います。
ただ、Blu-ray出ても廉価版出るまでは買わないでしょう…。

結論:良かったけど、もう一回観たいとは思わないので60点くらいかな…。

お疲れ様でした。

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