自分は2018年まではマイクロフォーサーズ機(以降M4/3と表記)がメインで、終盤はレンズもかなり揃っていました。(ちょっと黒歴史感)
フルサイズ機は多少気になってはいましたが、当時まだ主流だったレフ機はゴツくて重くて高いイメージがあり、またミラーレスであるα7シリーズはあまり成熟していない印象でした。それに対しM4/3機であるE-M1 MarkIIやレンズM.ZD 12-100mm F4.0 PROなどが高く評価されていて、オリンパス使いであることに満足していました。
ですが、ソニーからα7IIIが発売になり、その後にタムロンがお手頃価格でレンズ28-75mm F2.8 Di III RXDを発売したタイミングでフルサイズ機に手を出してしまいました。当時、同じ理由で乗り換えた人は多かったようですね…。
そこで、M4/3とフルサイズのダブルマウントをどう扱っていこうかと考えました。
両立はあまりにも費用がかかるのでM4/3を全部手放すことも考えましたが、落ち着いてM4/3のメリットを考え直しました。
■M4/3の自分的メリット
- 被写界深度が深い(小さい被写体の撮影や物撮りにちょうど良い被写界深度)
- 小型軽量
- オリンパス機のライブバルブ機能・ライブコンポジット機能が花火撮影などに便利
あたりかと…。
ということで、ボディが大きいハイエンドモデルや画質重視のPROレンズ等は血の涙を流して手放し、小型の無印レンズだけ残して運用しようと決めました。
残った機材について説明します。
■ボディ:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII
長く使っていますが、とてもバランスの良いモデルだと思います。
バリアングルモニターや強力な手振れ補正の他、グリップを外せばさらに小型になりますし装着すれば持ちやすくなる上に音声出力も可能になります。音声出力機能については後継機のMarkIIIでは省略されたようなので買い換えない理由にもなりました。
あとは、付属のストロボが首振りでバウンス対応なのも気に入っています。
マグネシウム合金ボディで頑丈ですが使い古して傷ついてるので、飲み会などカジュアルな撮影にも気兼ねなく使ってます。
ファインダー撮影時に液晶パネルでAFポイントを操作できないのが不便と感じることはありますが、不満点はそれくらいです。そもそも高望みはしていません。
■レンズ
上段左から
- M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
…広角ズーム:風景、不動産、ロケハン、スナップ、VLOG - M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
…高倍率ズーム:取材、旅行 - LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
…標準ズーム:携帯用、換算24mmからなのがとても良い - LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.
…F2.8通し標準ズーム:室内、夜景、オリンパスPROレンズより小型軽量
下段左から
- ボディキャップレンズ 9mm F8.0 Fisheye
…魚眼:携帯用、風景、不動産、自撮り集合写真 - LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.
…準広角単焦点:携帯用、テーブル写真、スナップ、視野角と近い - M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
…標準単焦点:物撮り、イメージ写真、ポートレート - M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
…中望遠単焦点:物撮り、イメージ写真、ポートレート
投資額は今まで計算したこと無かったですが、無印レンズとは言えボディやバッテリーも合わせると40万円くらいにはなりますね。ストロボやコマンダーもあるからもーちょっとでしょうか…。手放せば20万円くらいは返ってくると思いますが、おそろしや…。
上記レンズのうち『携帯用』と記した3つのレンズは本当に小さく、他マウントでは無いサイズです。
自分が普段持ち歩いているバッグの中身です。
これ以上大きくなると、『とりあえず持っていこう』という感じでは無くなりそうです。
携帯用カメラとしてコンデジに手を出したこともありますが、電源ON/OFFの度にレンズが伸縮するのがウザい、バウンス撮影やコマンダーを装着するためホットシューを搭載している機種が減少傾向、あと高級コンデジと言われる1インチセンサー機種でも画質が良いとは思えませんでした。
スマホのカメラについては画質面が苦しくRAW現像が出来ない(出来ても編集に耐えられない)、焦点距離による絵作りがしにくいなどの理由で、自分はメモ程度にしか使いません。
賛否あるとは思いますが、いかがでしたでしょうか…。
お疲れ様でした。