カメラを触り始めた頃は動画撮影にはあまり興味が無かったのですが、
YouTubeでジンバルという機材を使っての動画を見て衝撃を受けました。
映画「MATRIX」が大好きなんですけど、
それに近い、現実なのに仮想現実のようなカメラワークに異常にソソるものを感じました。
それが確か2018年頃で、
個人で買える小型ジンバルの機種はそれほど多くなく価格も今より高価でしたが、
ZHIYUN社のCrane V2というのが比較的安かったので恐る恐る購入してみました。
(明細を見返すと5万円と、性能のわりに高かったですね…。)
それで撮ってみたのがこの動画です。
当時は動画のカラーグレーディングもアマチュアの間で流行り始めてましたが、
カメラがLog撮影に未対応だったのと、撮影設定と編集が難しく今も修得できてません…。
カメラのAF性能が上がったお陰で被写体ありきでのジンバル動画も撮影可能となりましたが、
アドリブでジンバルをガンガン振り回すには功夫が足りていません。
定点撮影以上にジンバル撮影のカメラワークは難しいです。
自分は事前に絵コンテを描いて、効果的な部分だけジンバルを使うに止まっています。
昨日の記事で書きましたが、正月に発作的に新しいジンバルが気になり、
持っているジンバルを引っ張り出して比較検討していました。
最新のジンバルはいろんな機能が搭載され、挙動のアルゴリズムも改良されてるようですが、
結局今あるジンバルでいいという結論に至りました。
【ZHIYUN WEEBILL-S / ZHIYUN CRANE M2】
両モデル共、2020年頃に人気だった商品で、持ってる人多いようです。
SNSを見てると最近WEEBILL-SユーザーがDJIのRS3 Miniあたりに乗り換える動きが見られますが、
自分も正月に流されそうになってました…。
【WEEBILL-Sに踏みとどまれた理由】
・セッティングのしやすさ
…カメラの重心をとりやすい。
・アームのロックのしやすさ
…カメラを載せたままアームをロックしやすい。
・そこそこ小型軽量
…比較的軽くバラせば更に小さくなる。
・持ち運びのしやすさ
…別売りのSmallRigのハンドルを付けると持ち運びしやすい。
・これで撮られた他クリエイターの作品を見てると凄い
…使いこなせば凄いのが撮れるジンバル。
・今売っても大した額にならない
…今じゃ1万円ちょっとでしか売れない。
カメラを積んだままの状態でスマートにロックできます。
バラせばこれくらい小さくもなります。
持ち歩く時は右側のバーをトンファーのようにして持つと邪魔になりにく重心的に安定します。
別売りのクイックシューを付けると、カメラの着脱が大変スムーズです。
ジンバル関係ないですが、最近気づいたのが
α7IVだとSONYのCreators’ Appが対応しているので、
スマホと無線接続してフォーカスエリアの設定を手元で行えるのが便利です。
良いですね、WEEBILL-S…。
ジンバルにも沼があるようで定期的に新型が気になりますが、
もうしばらくコイツで頑張っていこうと思います。
次はトランスミッターなどを必要とせずに手軽にトラッキングできる【一眼用】ジンバルが出たら乗り換えるかも知れません。
DJIのRAVEN EYEが凄いですけど、値段が高いしもっと小型のジンバルでも出来るようになればと…。
お疲れ様でした。